ニートになるまでの過程。
私は保育園の時から母子家庭である。メンヘラは中学の頃に発症した。心療内科に行ったのはつい最近。母親は気合で治る主義。
わたしの学生時代の話をしようと思う。
私は今一応休学中の学生なので肩書きは学生だ。ただほぼほぼニートである。
さて、小学校低学年 いじめられていた。高学年になる際クラス替えがありなんとか通い続けていた。早く中学生になりたくて仕方なかった。
中学校 一年は彼氏もできなかなか幸せな一年だった。まあすぐ別れた。
二年生になる際クラス替えがあった。そこからが地獄だったのだ。端的にいうと仲良くなった子がメンヘラだったのだ。
メンヘラがメンヘラに捕まったのだ。
仮にその友達をAとしよう
Aは父子家庭だった。自分を置いて出て行った母親に対しての恨みつらみは見ていられないほど常に彼女につきまとっていた。
Aと仲良くなり二ヶ月ほどで彼女は不登校になった。それでも毎日家により手紙を届け続けた。この時点では完璧に共依存である。ちなみに私はこの頃からなぜかリストカットをしていた。
さて、事態は変わる。私に新しい友達ができたのだ。その子もメンヘラなのだが。
まあこの子はただ心療内科に通ってる少し変わった子なだけで害もなく、とても仲良くできる子だった。今でも連絡を取り合って仲良くさせてもらっている。その友達をBとしよう。
しかし私はBという友達ができたことでAとは疎遠になっていった。毎日家に手紙を届けても読んでいないという事実や、甘えきった態度にだんだん怒りが募っていたせいもある。
Bと仲良くなり私は学校にまた楽しく通い始めた頃、Aが相談室登校という形で登校し始めた。
なぜか私は適応障害になりAと顔を合わせるのが非常に怖く、廊下でばったり、なんて日には保健室で1日泣いていた。Aが出る授業は保健室で過ごすようになっていた。
さて、共依存状態だったAと私だったが私が依存状態ではなくなるとどうなるか。
AはBを恨んだ。
ある日突然AはBを廊下に呼び出し
「お前は私から友達を奪った 返せ」
と喚いたのだ。Bは変わり者だったからなのか平気な顔でそれを聞いていた。今聞いても平気だったと言う。
私はそれを目の前で見、Bへの申し訳なさとAへの恐怖で動けなくなった。いまいちこの時の記憶はない。
ただ友達に連れられ保健室に行ったことは覚えている。
そんなこんなで二年、三年はクソみたいな2年間だった。Bにも辛い思いをさせた2年間だった。
さて、高校である。高校は特になかった。本当に特に何もなく平凡な日々だった。
高校を卒業し、県内の県立の専門学校へ行った。これはつい去年のことだ。歯科衛生士になると決め、歯科衛生士学科へ行った。
正直辛かった。毎日朝から夕方までぎっちり授業。ついていけなかった。友達には恵まれたが私のメンヘラが徐々に露呈され、距離を置かれるようになった。
テストの点はどんどん落ちていき、ある日突然めまいに襲われた。まっすぐ歩けないレベルのめまい。病院へ行った。ストレス性だと言われ抗不安剤を処方された。そこからも頭痛吐き気食欲減退etc...限界だった。
とにかく勉強ができなくなり2つ単位を落とした。
そして今、二年生になれず休学を選択し、ニートになっているのである。
これがニートになるまでの過程である。